宇治茶歴史街道 玉露・てん茶の産地の道~京田辺市~観光コース
宇治茶歴史街道 玉露・てん茶の産地の道~京田辺市~
宇治茶歴史街道 玉露・てん茶の産地の道~京田辺市~観光コース
JR片町線(学研都市線)JR京田辺駅→棚倉孫神社→酬恩庵一休寺→酒屋神社→大御堂観音寺→普賢寺ふれあいの駅→JR三山木駅(近鉄三山木駅)→寿宝寺→飯岡の茶園と古墳群→JR奈良線JR玉水駅
覆下で作る玉露やてん茶の産地と茶人ゆかりの社寺をめぐり、玉露の手もみ体験やおいしい宇治茶を味わう道です。
ジャンル 歴史・神社・仏閣/芸術・文化・街並/自然・景観
JR片町線(学研都市線)JR京田辺駅
JR片町線(学研都市線)JR京田辺駅(きょうたなべえき)は、京都府京田辺市田辺久戸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の駅である。京田辺市の代表駅である。
棚倉孫神社
祭神に天香古山命をまつる棚倉孫神社は、敷地内に神の使いとされる牛があり、江戸時代には「天神宮」として庶民に親しまれていた。神社としての創建年代は不詳だが、本殿脇の石造灯籠は桃山時代の作。26 種類ほどの穀物や野菜で飾られる「ずいき御輿」は、秋の収穫祭で2年に1度繰り出される。
酬恩庵一休寺
とんちで知られる一休禅師が、63歳の時に復興させた寺。名勝地に指定されている方丈庭園や重要文化財に指定されている本堂がある。
方丈庭園は松花堂昭乗、佐川田壽六、石川丈山の合作によるもので、「三作の庭」といわれる。方丈北庭は、枯滝落水の様子を表現した蓬莱庭園、東庭は十六羅漢の遊戯をまねたもの、南庭はサツキの刈り込みと白砂の庭とした、北、東、南、三面の庭よりなる江戸時代初期の禅苑枯山水庭園。
酒屋神社
延喜式内社。創建年月など不詳だが、かつて神功皇后が出陣の際、神社背後の山に酒壺を3個安置して出立、帰国後その霊験に感謝して建てられたともいわれている。本殿は、一間社流造、屋根に特徴があり、千鳥破風と軒唐破風を配した神社は山城地域では珍しいもの。
大御堂観音寺
奈良時代に天武天皇の勅願により創建された。本尊は、国宝に指定されている十一面観音立像で、天平文化の華やかさを今に伝える柔和な表情が特徴。春には、寺周辺が菜の花と桜で彩られる。
普賢寺ふれあいの駅
民間の産地品直売所。 野菜、果物、花、お茶や漬け物・味噌などの加工品の他、作業所(障害者)で作ったパン等を販売している。
JR片町線(学研都市線)JR三山木駅
JR片町線(学研都市線)JR三山木駅(みやまぎえき)は、平成22年12月1日からエレベーターの使用を開始しています。
なお、JR三山木駅は無人駅のため、車いすご利用のお客様でお手伝いが必要な場合は、お早めに連絡をお願いいたします。
連絡先「JR西日本お客様センター」0570-00-8989(受付時間8:00~20:00)
寿宝寺
重要文化財に指定されている十一面千手千眼観音立像は、平安時代後期の作で、実際に千の手があるのは日本で三体しかないといわれている。また、寿宝寺のある三山木地域は、古山陰道と近江へ通じる街道の分岐点にあたり、「山本駅」が設けられ、古代交通の要衝として栄えた。
飯岡の茶園と古墳群
木津川の左岸に位置する飯岡には、茶どころ京田辺の茶園の風景が見られる。5月になると茶園が一面黒くなるが、これは、玉露が覆下で作られるためです。また、古代豪族の墓といわれる古墳が多く点在したり、本能寺の変の際、徳川家康から1日遅れで通過し、命を落とした穴山梅雪の墓があるなど歴史ロマンも感じられる。