JR片町線(学研都市線)JR京橋駅(大阪府大阪市)の駅の歴史情報
JR片町線(学研都市線)JR京橋駅 きょうばし KYOBASHI
JR片町線(学研都市線)JR京橋駅 きょうばしえき KYOBASHI紹介
JR片町線(学研都市線)京橋駅がある地に鉄道が開通したのは、1895年8月に浪速鉄道が現在の片町線となる片町駅 – 四条畷駅間を開業してからであるが、開業当時は駅が設置されていなかった。
京橋駅は、同年10月に大阪鉄道 (初代) が現在の大阪環状線となる天王寺駅 – 大阪駅(当時は梅田駅)間の鉄道を開業させた際に浪速鉄道との交差地点に設けられたのが始まりである。
両路線とも、関西鉄道を経て国有化された後、1912年、片町線片町駅に京橋口乗降場が設けられ、城東線(現在の大阪環状線)の京橋駅と連絡するようになる。これが翌1913年に当駅の片町線乗り場となった。
長らく片町線の終点で京橋駅の西隣にあった片町駅は、1997年のJR東西線の開業に伴い廃止され、以来当駅が片町線の終点駅・JR東西線の起点駅となった。
JR片町線(学研都市線)JR京橋駅の年号(駅年表)
1895年(明治28年)10月17日 – 大阪鉄道が玉造駅 – 梅田駅(現在の大阪駅)間(現在の大阪環状線の一部)を延伸させた際に設置。
1898年(明治31年)1月1日 – 高橋常八駅長殉職。玉造駅発の列車が完全に停止する前に乗客達が先を争い扉を開けて下車しようとし、駅長は危険行為を制止しようと駆け寄ったが、開け放たれた扉に跳ね飛ばされ線路に落下、轢死した
1900年(明治33年)6月6日 – 大阪鉄道の路線を関西鉄道が承継。同社の駅となる
1907年(明治40年)10月1日 – 関西鉄道が国有化。国有鉄道の駅となる
1909年(明治42年)10月12日 – 線路名称制定。京橋駅は城東線所属となる
1912年(明治45年)4月21日 – 片町線の片町駅に京橋口乗降場を開設。城東線京橋駅と接続。
1913年(大正2年)11月15日 – 片町駅京橋口乗降場を格上げし城東線京橋駅と統合され、片町線京橋駅が開設。1面1線の地平駅。
1945年(昭和20年)8月14日 – 京橋駅空襲で1トン爆弾が片町線ホームに命中、避難していた700-800人以上が死亡
1955年(昭和30年)1月25日 – 片町線複線化に伴い片町線ホームが島式1面2線になる。
1961年(昭和36年)4月25日 – 城東線が大阪環状線の一部となる。
1970年(昭和45年) – 片町線の片町行ホームが完成。長尾方面行ホームと分離。
1987年(昭和62年)4月1日 – 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の駅となる。
1990年(平成2年)- 国際花と緑の博覧会開催に伴い、臨時特急エキスポ雷鳥号、エキスポくろしお号が期間限定で乗り入れされる。
1994年(平成6年)12月11日 – JR東西線部分の線路の工事が開始される。
1997年(平成9年)
・1月4日 – 電光掲示板導入。
・3月8日 – JR東西線の尼崎駅 – 京橋駅間が開業。隣駅が片町駅から大阪城北詰駅となる。片町線の京橋駅 – 片町駅間が廃止。
2003年(平成15年)11月1日 – ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2008年(平成20年)3月15日 – おおさか東線の放出駅 – 久宝寺駅間の部分開業によるダイヤ改正に伴い、新設された直通快速の停車駅となる。
2009年(平成21年)10月4日 – 大阪環状線に大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2011年(平成23年)3月8日 – JR東西線・学研都市線にJR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム導入。JR東西線・学研都市線ホームに接近メロディ導入。
2014年(平成26年)
・1月31日 – 西口のみどりの窓口が営業終了。
・2月1日 – 西口のみどりの券売機プラスが使用を開始。
・3月15日 – 大阪環状線ホームに発車メロディを導入。曲は「大阪うまいもんの歌(ゆかいな牧場)」。
2016年(平成28年)
・3月19日 – JR東西線ホーム(北新地・尼崎方面)に可動式ホーム柵が設置され、使用を開始。
・9月8日 – 車椅子利用者の男性が、同駅構内のホーム間を移動するにはエレベーターを5基も乗り継ぐ必要があり、憲法で保障された移動の自由を侵害しているとして、JR西日本を相手取り大阪地方裁判所に訴訟を提起。
2017年(平成29年)2月25日 – 学研都市線ホーム(四条畷・同志社前方面)に可動式ホーム柵が設置され、使用を開始。
2018年(平成30年)3月17日 – 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する予定。
2018年(平成30年)11月23日:大阪環状線ホーム(4番のりば)の柱に亀裂が入り特急以外の大阪環状線の列車が運休になる。
2019年(令和元年)10月5日:大阪環状線ホーム(3番乗り場)に可動式ホーム柵が設置され、供用開始する。
2020年(令和2年) 3月17日:大阪環状線ホーム (4番乗り場) に可動式ホーム柵が設置され、供用開始する。
大阪大空襲の被害
大阪大空襲の被害
京橋駅南口改札口の駅前には、終戦の前日にあたる1945年8月14日の京橋駅空襲により駅構内で犠牲となった人を弔う慰霊碑と納経塔がある。
空襲時、城東線(現在の大阪環状線)の上下2列車の乗客が片町線ホームに避難していたが、1トン爆弾が落下して爆発し、避難していた乗客らが爆弾の直撃を受けた。1947年(昭和22年)8月14日に慰霊碑が建立され、1955年(昭和30年)以来、毎年8月14日には慰霊祭が営まれている。
他に大阪市内で空襲慰霊碑のある駅としては、1945年2月14日に空襲被害を受けた阪和線美章園駅(阿倍野区)がある。
日本で空襲が一番遅かったのは京橋駅、岩国駅、光市、伊勢崎、小田原、土崎である。
JR片町線(学研都市線)JR片町線(学研都市線)線駅歴史一覧
JR西日本旅客鉄道 JR片町線(学研都市線) 木 津駅 – 西木津駅 – 祝園駅 – 下狛駅 – JR三山木 – 同志社前駅
京田辺駅 – 大住駅 – 松井山手駅 – 長尾駅 – 藤阪駅 – 津田駅 – 河内磐船駅 – 星田駅 – 寝屋川公園駅
忍ヶ丘駅 – 四条畷駅 – 野崎駅 – 鴻池新田駅 – 徳庵駅 – 鴫野駅 – 京橋駅
JR片町線(学研都市線)線駅一覧
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